MBA@スペインの大学

スペインの大学、Universidad Carlos III de MadridでMaster in international business administrationを修了しました。

これから英語とスペイン語の両方でビジネスを学ぼうと考えている方へ、自分の経験を書き連ねます。

 

Master in business administrationをUniversidad Carlos III で勉強しようと思った理由。

1.英語、スペイン語を忘れたくなかった
語学は使わないとどんどん忘れていきますよね。
私は仕事では日本語しか使わないので、語学力をアップとまではいかなくとも、せめて維持できる方法を探していました。
オンラインの語学教室も何度か試してみたのですが、先生との会話の内容を面白く感じることができず、続きませんでした。年齢があがると、若い語学の先生との会話が苦痛になってきます(笑
Uc3MのMBAの授業は、英語、スペイン語で勉強をした経験はあれど、仕事をしたことがなかった私にとって、語学力の維持、特に語彙力のアップに効果的なのではないかと考えました。
 
2.より日常とかけ離れた環境を求めたかった
より日常とかけ離れた環境をより面白いと思う性分です。
本の学校グロービス青山学院大学など調べてみましたが、海外の大学のほうがいろいろな生徒と交流でき、面白い環境なのではないかと考えました。

実際、40%ほどの生徒は他のヨーロッパ諸国、アメリカ、メキシコ、ペルー、ブラジルからの移住者もしくは留学生でした。

 

3.どうせ学ぶならより深く物事を理解したかった
ビジネスを学ぶなら、ビジネス書を読めばいいとも考えました。
しかし、私は読書をするより、人に教わったり、実践してみるほうがより身につくことを実感しています。(一般的にLearning Pyramidと言われているやつです。ざっくりいうと、読む→実践する→教えるの順に知識の定着率が高まるといわれています)

 

4.教育の質

AACSB認証。スペインの大学では唯一です。(2017年7月現在)

 

5.費用

6,600ユーロ
AACSB認証の教育機関としてはかなりお安いほうかと思ってます。

 

以上が、Uc3MでMBAをとろうと思った理由です。

また、そもそもMBAをとろうと思った理由はありきたりな2点です。一応記載します。

 

1.経営層と会話する機会も増え、彼らの思考に近づきたかった。

10年強社会人として働いていると、経営層と会話する機会も増えてきました。

しかし、彼らとの会話において、しばしばギャップを感じ始めました。専門職視点と、経営視点の違いから、そのギャップは生まれているのだと考え、経営を学びたいと考えるようになりました。

 

 2.ビジネスたるものを体系的に学びたかった。

わたしは学士では専門大学を卒業しました(学士はスペイン語関連ではありません)。

卒業後、10年強社会人として上場企業に勤めていれば、ビジネスたるものは身についていると思います。しかし、学問的な視点から体系的に学ぶことで、より理解が深まり、経営層と話す際にも役立つのではと思いました。